こんにちは、ピース(@Peace__Blog)です。
コンバースやプロケッズ、それにVANSなど、足元をクリーンに見せる白スニーカーは重宝すること間違いなしです。
一方で、白スニーカーは履き込むうちに汚れが目立ってしまうことが難点ですが、布製のキャンバス素材なら自宅でもキレイに洗えます。
レザーやスエード素材は水洗いしにくいですが、キャンバススニーカーなら丸洗いできるので、お手入れしやすいのもうれしいところ。
今回は、家にある道具を使って、手持ちのVANSの白スリッポンを洗濯しながら、洗い方の説明や、注意点、それに実際どれくらい汚れが落ちたか紹介していきます。
- 白スニーカー(キャンバス素材)の洗い方が知りたい
- 家にある道具だけでできるお手入れ方法が知りたい
- 長期間放置された頑固な黒ずみや、黄ばみも落としたい
キャンバス素材スニーカーの汚れの種類

まずはキャンバス素材の白スニーカーについた汚れの種類ですが、黒ずみと黄ばみの大きく2パターンに分かれます。
それぞれ汚れの落とし方が異なりますので、スニーカーの状態によって使い分けてください。
黒ずみ汚れ
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黒ずみは、主に泥や土汚れが原因で、雨の日の公園や、舗装されていない道などを歩くとつきます。
また、そうでなくても砂ほこりが日々付着し、それが布の繊維の中に入り込んで、次第にくすみや汚れとなります。
こういった汚れには中性洗剤がおすすめですが、長期間放置したことで繊維内に蓄積されてしまった頑固な汚れには漂白剤が有効です。
黄ばみ汚れ
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黄ばみ汚れの原因は、スニーカーが雨などで濡れることによって接着剤が染み出し、そのまま乾くことで黄ばみとなります。
そのため、アルカリ性の洗剤で洗ってしまうと同じように黄ばんでしまう可能性が場合があるため、やはり中性洗剤で洗うのがおすすめです。
また、アルカリ性を中和させるためにクエン酸や酢で洗うことも有効です。
白スニーカー(キャンバス)の洗濯前(Before)
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では、さっそく今回汚れ落としするキャンバス素材の白スニーカーとして、手持ちのVANSスリッポンの汚れ具合をチェックしていきましょう。
正面
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横
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後ろ
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ソール
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購入してから散歩やバーベキューなどで履いており、その後数年履かないまま靴棚に置いておいたところ、かなりの汚れが蓄積されていました。
大部分にくすんだような黒ずみと黄ばみによって全体的にまだら模様に変色(オレンジ色?っぽい感じ)しており、とてもじゃないですがこのまま外では履けません。
白スニーカー(キャンバス)の汚れ落としに必要な道具
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次に、キャンバス素材の白スニーカーの汚れ落としに必要な道具をチェックします。
わたしのVANSスリッポンは黒ずみやくすみがヒドイのですが、全体的に黄ばみも混じっているため、両方の汚れ落としに有効な道具たちです。
絶対必要な道具
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- 中性洗剤(できれば液体)
- クエン酸 or 酢(黄ばみがある場合)
- 漂白剤(蓄積された古い汚れの場合)
- 歯ブラシ
汚れの種類や程度によっても必要な道具が変わってくるので、気になる汚れにあわせて用意してください。
できればあったほうがいい道具
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- 固形石鹸
- メラミンスポンジ
- タオル2枚 or 新聞紙
もしソールの汚れがヒドイようなら、メラミンスポンジはあったほうがよいでしょう。
白スニーカー(キャンバス)の洗い方、汚れ落としの方法と手順
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道具が準備できたらさっそくキャンバス素材の白スニーカーの汚れを落としていきましょう。
洗い方、汚れ落としの方法、手順をざっとまとめるとこんな感じです。
汚れ落としの手順
- 付属品をとっておく(とれる場合のみ)
- 中性洗剤を溶かしたお湯につけ置きする
- 歯ブラシで汚れ部分を磨く
- お湯ですすぐ
- クエン酸(または酢)を溶かしたお湯につけ置きする(※黄ばみが気になる場合のみ)
- お湯ですすぐ(※黄ばみが気になる場合のみ)
- 漂白剤を溶かしたお湯につけ置きする(※黒ずみ汚れが落ちない場合のみ)
- お湯ですすぐ(※黒ずみ汚れが落ちない場合のみ)
- 洗濯機で脱水する
- 日陰で干す
黄ばみ汚れがなければ⑤⑥の作業、古くて頑固な汚れでなければ⑦⑧の作業は不要です。
今回わたしのVANSスリッポンでもすべての工程を行うため、それぞれ手順にそって注意点をふまえつつ説明していきます。
付属品をとっておく
靴紐やインソールがとれる場合、とっておきましょう。(今回はスリッポンなのでこの作業はありません)
中性洗剤を溶かしたお湯につけ置きする
最初に黒ずみを落とす目的で、多めのお湯と中性洗剤を使って、スニーカーをつけ置きしていきます。
洗面台(バケツなどでもOK)にぬるま湯(40℃くらい)をはって、お湯1Lに対しキャップ1杯(プッシュ式なら3~5プッシュ)程度を溶かします。
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なお、アルカリ性の洗剤は、黄ばみの原因になるので基本的に使用NGです。
この中にスニーカー全体がつかるようにし、1~2時間程度つけ置きし、汚れを浮かせておきましょう。
(もしとりはずした靴紐やインソールもあれば、一緒につけ置きします)
歯ブラシで汚れ部分を磨く
つけ置き後、汚れが目立つ部分は、アッパーもソールも歯ブラシでゴシゴシと磨いていきます。
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このとき、もし固形せっけんがあれば、アッパーはせっけんをこすりつけながら行うとより効果的です。
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また、ソール部分は、メラミンスポンジにせっけんを染み込ませて磨くと驚くほど簡単に真っ白になるため、おすすめです。
黒ずみの汚れを落としたあとはしっかりとぬるま湯ですすいでおきましょう。
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クエン酸(または酢)を溶かしたお湯につけ置きする
もし黄ばみが気にならなければこの工程は飛ばしてOKですが、わたしのスリッポンにはうっすら黄ばみもあるため作業していきます。
次もお湯1Lに対し、大さじ3杯程度のクエン酸を溶かし、スニーカーを2~3時間つけ置きします。
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黄ばみ汚れを落としたあとは、またしっかりとぬるま湯ですすいでおきます。
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ここまでの作業でたいていの汚れは落ちますが、すすぎながら汚れが残っていないかチェックしましょう。
漂白剤を溶かしたお湯につけ置きする
もしもまだ汚れが残っている場合は、長らく汚れを放置していた場合など、繊維の中に蓄積された頑固な汚れであることが多いです。
それならば最終手段として、お湯1Lに対し、キャップ1~2杯程度の漂泊剤を溶かし、さらに3~4時間スニーカーをつけ置きします。
の洗い方、汚れ落としの方法と手順(漂白剤を溶かしたお湯につけ置き).jpg)
ただし、クエン酸と漂白剤の成分が混ざると有毒ガスが発生するおそれがあるので、つけ置きする前にクエン酸をしっかりすすいでおくよう注意してください。
漂白剤につけ置きしたあとは、またしっかりとぬるま湯ですすぎましょう。
漂白剤は弱アルカリ性なので、すすぎが足りないとスニーカーに黄ばみ汚れがつく原因になってしまいます。
洗濯機で脱水する
では洗濯機の脱水モードで脱水していきます。
ちなみに脱水せずにそのまま干すと、乾かした後に水ジミができるリスクがあるので注意です。
の洗い方、汚れ落としの方法と手順(洗濯機で脱水).jpg)
洗濯ネットに入れたほうがスニーカーへのダメージが軽減されて安心ですが、わたしはそのまま脱水しました。
日陰で干す
最後に、縮みや型崩れを防ぐためにスニーカーの中にタオルや新聞紙などを詰めて、風通しの良いところで丸一日陰干しして完成です。
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直射日光による紫外線で黄ばまないよう、必ず日陰で干してください。
白スニーカー(キャンバス)の洗濯後(Before&After比較)
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では、わたしのVANSスリッポンは洗う前と洗った後ではどうなったのか、洗濯前後のBefore&Afterを比較してみましょう。
正面比較
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横比較
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の洗濯前(After)横右足.jpg)
後ろ比較
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の洗濯前(After)後ろ.jpg)
ソール比較
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どうでしょうか?自画自賛ですが、パッと見た感じは新品と見まごうレベルでキレイになったんじゃないかと思います。
お手入れさえすれば、白スニーカーでも長くキレイに履けるので、まだまだこのVANSスリッポンには活躍してもらいます。
それでも汚れが落ちないスニーカーはプロに相談
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ただし、今回の方法でも汚れや黄ばみが落ちないスニーカーはもう自宅での作業は無理だと思います。
これ以上無理に自分で汚れを落とそうとすると大切なスニーカーにもダメージを与えてしまい、取り返しのつかないことになりかねません。
もしプロのクリーニングを試すなら、職人の熟練された手洗い技術と科学的な溶剤選定による年間35,000足以上の靴のクリーニング実績を誇る靴クリーニング・丸洗いの全国宅配[くつリネット]
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ただし、1足だと4,378円(税込)~と少し高いため、よほど大切なスニーカーや高級スニーカーでないと割に合わないかもしませんが、複数の靴をまとめてクリーニングする場合は一気に安くなります。
もし靴棚の中にスニーカーだけでなく、革靴やブーツなども含めて、4足以上クリーニングしたい靴があれば、1足あたり2,728円(税込)~となるので、グッとお願いしやすくなります。
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白スニーカー(キャンバス)の洗い方、汚れ落とし方法まとめ
- キャンバス素材のスニーカーなら家にあるものだけで汚れ落としできる
- 黒ずみ汚れは中性洗剤、黄ばみ汚れはクエン酸や酢で落とす
- クエン酸と漂白剤を併用する場合は、必ずクエン酸をすすぎ切ってから漂白剤を使う

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