こんにちは、ピース(@Peace__Blog)です。
チャンピオンといえば個人的にはパーカー押しなのですが、着回しが効くという点でスウェットトレーナーもはずせません。
ざっくりと一枚で着てもサマになりますし、セーター代わりにレイヤードしてもOK、インナーとしても重宝するうえ、リバースウィーブなら長く愛用できます。
そして1950年に誕生したパーカーから遡ること20年も前からスウェットシャツを販売していた歴史があるので、最もチャンピオンを感じられるアイテムといってもよいでしょう。
今回は、チャンピオンのスウェットトレーナーの種類や、メンズコーデ、サイズ感なんかをレビューしていきます。
- チャンピオン スウェットトレーナーのメンズコーデが見たい
- チャンピオン スウェットトレーナーのXLサイズのサイズ感が知りたい
- チャンピオンの赤タグ、青タグ、トリコタグの違いは?
チャンピオン(Champion)とは
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まずチャンピオン(Champion)はどんなブランドなのか?という問いには、「キング・オブ・スウェット」の一言でほぼ事足りるのではないかと思っています。
その歴史は、1919年にアメリカはニューヨーク州ロチェスターでうぶ声を上げ、1924年にミシガン大学のウォームアップウェアとして採用されたことをきっかけに、全米に人気が広がるようになります。
現在のスウェットシャツでは定番となった首元のV字パーツや2本糸ステッチなどもチャンピオンからはじまったディテールですが、チャンピオンが「キング・オブ・スウェット」たる所以に欠かせないのがREVERSE WEAVE(リバースウィーブ)の存在です。
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リバースウィーブは、1934年にチャンピオンが独自開発した製法で、本来縦向きに使われる生地を横向きに使用することで、生地が縦に縮みにくくなる画期的なものでした。
この技術は、1938年と1952年に2度の特許を取得しているため、現在もチャンピオンのみに許された唯一無二の製法となっており、トレーナー、パーカー、パンツといったスウェット製品の耐久性や着心地に多大な影響を与えています。
こういったことから今なおチャンピオンは、他の追随を許さない「キング・オブ・スウェット」と呼ばれており、その一言で説明に足りるわけです。
チャンピオン(Champion)スウェットトレーナーの種類
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チャンピオンのスウェットトレーナーにも様々な種類があり、柄でいうと、無地、カレッジロゴ、ブランドロゴのワンポイントなどが代表的です。
さらに、製造時期ごとに首元のタグも異なっていて、70年~80年代は赤、青、緑、黄(金)、黒色の単色タグ、80年代はトリコロールカラー(白、青、赤)のトリコタグ、90年代以降はトリコロールの刺繍タグといった具合です。
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https://www.championusa.jp/museum/tag/
こういったタグのオリジナルモデルはもちろんもう古着でしか手に入らず、今でもコレクターを中心に絶大な人気を誇ります。
ここではリバイバルされながら現在でも手に入るスウェットシャツの代表的なタグの種類とその特徴を紹介していきます。
赤単タグ
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赤単タグは、ノンウォッシュのドライな肉厚生地とボックスシルエットが特徴で、素材から製造まですべてをMade in USAにこだわるオーセンティックな最上位ラインです。
赤単タグの特徴
- 価格:18,700円
- 生産国:Made in USA
- 生地:コットン、ポリエステル(12.5oz)
- 裏地:裏起毛フリース
- シルエット:身幅が広く着丈が短いボックスシルエット
青単タグ
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青単タグは、洗いをかけている分赤単タグよりも生地が柔らかく、シルエットも現代的なデイリーラインなので、日常着としておすすめです。
青単タグの特徴
- 価格:11,000円
- 生産国:中国製
- 生地:コットン、ポリエステル(11.5オンス)
- 裏地:裏起毛フリース
- シルエット:赤タグよりもややスリム
トリコタグ
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現在流通するトリコタグは、日本直営店限定ラインとなり、レーヨン混の三者混生地によって肌馴染みがよく、比較するとやや生地が薄いため夏以外の3シーズン着用できることが特徴です。
トリコタグの特徴
- 価格:11,000円
- 生産国:中国製
- 生地:コットン、レーヨン、ポリエステルの混紡糸(10オンス)
- 裏地:裏毛パイル/裏起毛フリース(両方のモデルあり)
- シルエット:青タグ同様スリムで、着丈が長め
ちなみに、しまむらなどの量販店で見かける安いチャンピオンは別のタグが付いていますが、これらはライセンス品となり、リバースウィーブが採用されていないなど品質が劣るため注意してください。
チャンピオン(Champion)スウェットトレーナーのレビュー
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わたしが着用しているチャンピオンのスウェットトレーナーは、現行のトリコタグ(品番:C8-H002)で裏地は裏毛パイルのモデルです。
このスウェットトレーナーを使いながら、デザインやディテールの特徴をレビューしていきます。
普遍的なシンプルデザイン
チャンピオンのスウェットトレーナーは、そのタイムレスで普遍的なデザインゆえ、大人が着て恥ずかしくないリラックストップスの代表格です。
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しなやかで肉厚な生地感
トリコタグのボディは、コットン、ポリエステル、レーヨンの三者混素材であり、10ozのヘビーウェイトながらウールのようなしっとりしたしなやかさを備えます。
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ヘビーウェイト生地の耐久性を持ちつつ、最初からふんわり柔らかく肌馴染みがよいので、インナーとしてもゴワつかずに使いやすいのが特徴です。
わたしはケアに手間のかかるニットが苦手で一枚も持っていないのですが、チャンピオンのスウェットトレーナーがその代わりになってくれています。
リバースウィーブとサイドリブ
リバースウィーブ製法のため縦方向への縮みの心配がないうえ、切り返しでサイドに配されたリブ(エクスパンションガゼット)によって横方向の縮みも軽減される工夫がなされています。
スウェットトレーナーのレビュー(リバースウィーブとエクスパンションガゼット).jpg)
また、エクスパンションガゼットは伸縮性をもつので、腕まわりの可動域が広がり、着ていて肩こりなどのストレスもありません。
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滑らかな肌触りのフラットシーマ製法
ボディとエクスパンションガゼットの縫い目は、4本針縫製で平らに縫い合わせるフラットシーマ製法によって凹凸のない接合が実現され、肌触りが滑らかです。
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ちなみにカットソーのように一枚で着られるのは、裏地がパイル生地のトリコタグ限定の話ではありますが、フラットシーマ製法でなければ縫い目がゴロゴロして着心地が悪くなることはいうまでもありません。
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オーセンティックなリブの長さ
一般的にスウェットはリブが長いほどオーセンティックといわれますが、それはこのチャンピオンの長いリブからきているように思います。
新品購入後の着はじめは裾のリブが腰でたるみ、ボックス型のシルエットが際立ちますが、徐々に伸びてストンと落ちるようになるのもまた味があります。
なお、袖のリブは日常使いには少々長いため、わたしは普段こんな感じで二つ折りにしてしています。
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チャンピオン(Champion)スウェットトレーナー(メンズXL)のサイズ感
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チャンピオンのスウェットトレーナーでサイズ選びのポイントとなるのは、ズバリ着丈の好みです。
チャンピオンのスウェットは、ボックス型のシルエットであるため、丈が短めで腰あたりにくることを想定してサイズ設計されています。
もちろん短い着丈のまま当時のUSの大学生のように着たい場合は、マイサイズでOKなのですが、いまっぽくオーバーサイズで着るなら、いつもよりワンサイズからツーサイズアップで検討してみてください。
わたしも身長172cm、体重63kgの体型で、XLサイズを着ていますが、実際着てみると丈が少しお尻にかかるくらいで、バランスよく見えるのではないでしょうか。
前からのサイズ感
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横からのサイズ感
スウェットトレーナー(メンズXL)のサイズ感(横).jpg)
後ろからのサイズ感
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サイズアップするともちろん身幅も大きくなるのですが、長らくトレンドはオーバーサイズなので個人的にはそれも好感しています。
チャンピオン(Champion)スウェットトレーナーのメンズコーデ
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最後にチャンピオンのスウェットトレーナーを使ったメンズコーデですが、春先は一枚で着たり、シャツをインしたりすることが多く、秋冬はインナーとして着回しできるので、本当に重宝しています。
それぞれ実際どんな感じで着こなししているのか紹介していきます。
チャンピオン スウェットトレーナーの一枚着コーデ
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チャンピオン スウェットトレーナーのレイヤードコーデ
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チャンピオン スウェットトレーナーのインナーコーデ
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チャンピオン(Champion)スウェットトレーナーのレビューまとめ
- 赤タグはオーセンティックライン、青タグはデイリーライン、トリコタグは日本直営ライン
- サイズは丈が短めのため、いつものサイズよりワンサイズからツーサイズアップがおすすめ
- 一枚で着ても、レイヤードしても、インナーでもOKと着こなしの幅が広い

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