VANSのなかでも歴史の長いオールドスクールですが、SNSなどを通してここしばらく一気に流行りすぎた感もあります。
しかしそれもそのはず、ストリートスタイルだけでなく、トラッドやモードにも合わせられ、老若男女なんでもOKという振り幅MAXなスニーカーなので再燃するのも至極当然。
とはいえ、気づけばオールドスクールPROやDXなど多くの種類がリリースされ、そのうえUSA企画と日本企画など、もはや何がなんだかという人も多いのでは?と感じます。
そこで今回は、オールドスクールのサイズ感や、コーデに加え、種類ごとの特徴や、USA企画との違いなどモリモリでレビューしていこうと思います。
- VANS オールドスクールのUSA企画と日本企画の違いは?
- VANS オールドスクールのサイズ感や選び方が知りたい
- VANS オールドスクールのメンズコーデが見たい
VANS(バンズ)オールドスクール(OLDSKOOL)とは
VANS(バンズ)がオールドスクール(OLDSKOOL)を発表したのは1977年、オーセンティック(AUTHENTIC)、エラ(ERA)に続き、3つ目となるモデルでした。
最初は、Style36というモデル名でBMX競技者向けに発売したものの、すぐさまスケーター人気がメインとなり、補強パーツを加えて現在のオールドスクールにリモデルしていった経緯があります。
ちなみに、ジャズ(jazz)とも呼ばれますが、それは創設者のポール・ヴァン・ドーレンの落書きから生まれたジャズストライプ(サイドのストライプ)に由来します。
VANS オールドスクールのUSA企画と日本企画の違い
オールドスクールを説明するうえでまず押さえておきたいポイントとして、VANSにはABCマートが生産する日本企画のライセンスモデルと、USA企画のインターモデルが存在します。
そんな背景もあってUSA企画至上主義的な論調がありますが、一言でいうとデザインやイメージ重視ならUSA企画、履き心地重視なら日本企画といったところでしょうか。
確かにUSA企画はオリジナルの雰囲気を味わうことができる一方、日本企画のほうが日本人の足にはフィットします。
それでは、もう少し詳しくUSA企画(インター)と日本企画(ライセンス)の特徴や違い、見分け方を説明していきます。
トゥの反り返り
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- USA企画:トゥが平面的で平べったい
- 日本企画:トゥが反り返っている
サイドステッチ
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- USA企画:V字型のステッチ
- 日本企画:直線的なステッチ
ジャズストライプ
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- USA企画:細い
- 日本企画:太い
ミッドソールテープの巻き方
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- USA企画:巻き終わりは左が上
- 日本企画:巻き終わりは右が上
ソールの色
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- USA企画:暗い茶色
- 日本企画:明るい茶色
箱(シューズボックス)
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- USA企画:赤(エンジ色)ベース
- 日本企画:黒ベース
品番
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- USA企画:VN000D3HY28
- 日本企画:V36CL
ただし、発売時期やモデルによって、日本企画であってもUSA企画に似たデザインもあるため、見分ける場合は品番で判断するのが間違いありません。
なお、品番はVANSの各モデルに共通して、頭文字「V~」は日本企画、「VN~」はUSA企画となります。
VANS オールドスクールの種類と違い
ほかにも見た目は大きく変わりませんが、オールドスクールには一般的なクラシックモデルとは異なる機能やデザインをもった様々なモデルがあります。
それぞれ各モデルの特徴や違いを説明していきますので、理想に合った一足を選んでみてください。
オールドスクール オリジナル(OG)
オールドスクール オリジナル(OG)は、VANSの50周年記念モデルですが、ノーズが短く、細身のラストが特徴的なヴィンテージデザインです。
インソールの白いパッチに「50TH ANNIVERSARY」の文字が入っており、限定感もたまりません。
オールドスクール プロ(PRO)
オールドスクール プロ(PRO)は、USA企画のプロスケートラインとして、インソールにはクッション性に優れたULTRACUSH、つま先にはDURACAPを採用し、耐衝撃性と耐久性を追求したモデルです。
上部の金属アイレットとサイドに入るVANSの赤タグがデザインの特徴で、全体のフォルムもややボリューム感があります。
オールドスクール ライト(LITE)
オールドスクール ライト(LITE)は、軽く柔らかいアウトソールを採用したことで、なんと44%の超軽量化を成功させたコンフォートモデルです。
デザイン面ではアウトソールが真っ白という特徴があり、日本規格のモデルになります。
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オールドスクール 36 デラックス(DX)
オールドスクール 36 デラックス(DX)は、カリフォルニア州のアナハイム工場で製造されていた当時のStyle36を再現したアナハイムファクトリーコレクションです。
インソールにはULTRACUSHが採用されますが、分厚いミッドソールや、アッパーの10オンスキャンバス、摩耗に強いタフスエードなど、オーセンティックなUSA企画モデルとなっています。
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オールドスクール デラックス(DX)
オールドスクール デラックス(DX)は、日本企画モデルでありながら、ステッチなどのデザインがUSA企画に近づけられており、オリジナルに近い雰囲気を味わうことができます。
そのうえ、ULTRACUSHのカップインソール+日本人の足に合うラストが採用されているため、いいとこどりのハイブリッドモデルといえるでしょう。
オールドスクール プラットフォーム(PLATFORM)
オールドスクール プラット(PLAT)は、厚底のプラットフォームソールが特徴的なUSA企画モデルです。
足長効果が期待できるうえ、ポップなデザインなので、女子におすすめのモデルではないでしょうか。
VANS オールドスクール人気色
オールドスクールは、VANSのなかでもカラバリが豊富にラインナップされますが、定番カラーである黒以外の人気も高まっています。
そこでベージュやグレーなど、他におさえておきたい人気色についてもザっとチェックしておきましょう。
黒(ブラック)
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白(ホワイト)
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ベージュ(ジンジャー)
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グレー

緑(グリーン)
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紫(パープル)
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赤(レッド)
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チェック(チェッカーフラッグ)
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VANS オールドスクールのレビュー
前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、オールドスクールのデザインやディテールなどからレビューしていきます。
ジャズストライプ
今ではVANSを象徴するサイドのジャズストライプですが、これが採用された最初のモデルこそオールドスクールです。
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アイコニックなデザインながら、USA企画ならスムースレザーの細めのストライプであるため、子供っぽい印象にならずに古き良きVANSの雰囲気を堪能できるでしょう。
平たいフォルム
これもUSA企画ならではですが、これぞローテクというトゥが薄く平べったいフォルムが特徴的です。
少し大きめに履いて紐をきつめに結ぶとタイトなロングノーズシルエットになるわけですが、上からの眺めがなんともレトロでたまりません。
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スウェードアッパー
スケートボードシューズとはいえ、スウェードアッパーにシューレースという仕様のお陰で、大人っぽい雰囲気にまとまるから不思議です。
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ベーシックカラーを選べば、セットアップなどのキレイめコーデにも違和感なく使えるので、守備範囲がグッと広くなります。
ヴァルカナイズド製法
コンバースやKEDSなどローテクスニーカーでお馴染みのヴァルカナイズド製法ですが、長きにわたりVANSのスニーカーにも採用されています。
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アッパーとソールを熱でダイレクトに圧着する基本製法ですが、様々な方向からの動きに強く、ソールもはがれにくいという耐久性がウリです。
ワッフルソール
VANSの代名詞ともいえるワッフル状のアウトソールは、スケートボードだけでなく雨の日にも最適なグリップ力を誇ります。
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歩くたびにキュッキュッと音が鳴り、これがなんとも心地よいのですが、固めのソールであるため長時間の歩行には向きません。
履き口のクッション
オールドスクールは、エラ(ERA)同様、履き口にクッション素材が配されているため、足首が守られます。
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足首が安定する分、オーセンティック(AUTHENTIC)に比べると、ずいぶん歩行や運動のパフォーマンスがあがります。
VANS オールドスクールのサイズ感
オールドスクールは、小さめのサイズ感なので、普段のスニーカーサイズよりもハーフサイズアップするのがセオリーです。
また、日本企画よりもUSA企画のほうがワイズは広めですが、その分アッパーがやや薄いため、甲高の人ほど履いたときの圧迫感を強く感じる気がします。
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さらに、この手のローテクスニーカーは紐をゆったり結ぶと子供っぽく見え、キツク縛ると大人っぽくスマートに見えるのため、多少サイズにゆとりをもって履くほうが好みです。
そのため、特にUSA企画のオールドスクールなら普段のサイズよりもハーフサイズからワンサイズアップくらいで選んでもよいかもしれません。
実際、わたしの足の実寸は25cmで、普段スニーカーは26cmを履きますが、オールドスクールはUSA企画のUS9(27cm)を選んでおり、大きすぎる感じはありません。
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厚手の靴下を履いたとき、適度なゆとりがでるくらいのサイズ感になります。
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ちなみに、身長172cmのわたしが27cmのオールドスクールを履いたとき、見た目的にも大きすぎることなく違和感のないサイズではないでしょうか。
正面からのサイズ感
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横からのサイズ感
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VANS オールドスクールのコーデ
オールドスクールは、ワークスタイルやストリートコーデはもちろんですが、セットアップなどのキレイめコーデにも好相性です。
最後にオールドスクールを使った普段のコーデを紹介していきましょう。
オールドスクール × ショートパンツのコーデ

オールドスクール × スラックスのコーデ

オールドスクール × カーゴパンツのコーデ

オールドスクール × チェックシャツのコーデ

オールドスクール × チノパンツのコーデ

オールドスクール × パーカーのコーデ

オールドスクール × セットアップスーツのコーデ

オールドスクール × ステンカラーコートのコーデ

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VANS オールドスクールのレビューまとめ
- ストリートやワークだけでなく、キレイめコーデまでOKと汎用性が高い
- サイズ選びは、ハーフサイズからワンサイズアップがおすすめ
- デザイン重視ならUSA企画、履き心地重視なら日本企画が正解
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