VANSといえば、オールドスクールやスケートハイなど名作スニーカー揃いですが、なかでもわたしはオーセンティックをよく履きます。
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薄いフォルムのローテク感と、裸足に近い履き心地なので、タウンユースだけでなく海やリゾートで気取らず履くのが好きです。
今回は、VANSオーセンティックのサイズ感やコーデをレビューしながら、よく似たエラとの違いなんかも説明していきます。
- VANSオーセンティックのサイズ感が知りたい
- VANSのオーセンティックのコーデが見たい
- VANSのオーセンティックとエラの違いは?
VANS(バンズ)とは?
VANS(バンズ)は、1966年にカリフォルニアで誕生したスケーター向けのスニーカーブランドです。
創業者のポール・ヴァン・ドーレンが、ジム・ヴァン・ドーレン、ゴードン・リー、セルジュ・デリーアと一緒に設立し、「ヴァンとその仲間たち」というのが「VANS」のブランド名の由来となっています。
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ちなみに、ロゴにある「”OFF THE WALL”」には、頭のおかしいやつ、変なやつという意味が込められているんだとか。
VANSの代表モデルには、オーセンティックのほか、エラ、スリッポン、オールドスクール、スケートハイなどがあります。
USA企画と日本企画の違い
日本では1994年にABCマートがVANSの販売権を取得していますが、世界で流通するVANSはUSA企画です。
USA企画と日本規格ではモデルによっていくつか違いがあるのですが、共通するのは日本企画の品番はVはじまり、USA企画はVNはじまりという点です。
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VANSのオーセンティック(AUTHENTIC)とは?
記念すべきVANSのファーストモデルこそ、当時「#44」という名称だった「オーセンティック(AUTHENTIC)」で、もとはオーダーメイドのスニーカーでした。
ローテク感満載でどんなスタイリングにも合わせやすいオーセンティックは、西海岸カルチャーの影響力を受けながらどんどん世界に広まっていきます。
オーセンティックには、オリジナル以外のモデルもリリースされているので、いくつか紹介してみます。
オーセンティックプロ(スエードモデル)
2016年にスタートしたVANSプロスケートラインである「オーセンティックプロ」は、オーセンティックのアップグレードモデルです。
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アッパーにはスエードが使われ、ウルトラクッシュというクッション性に優れた新インソールが新しく採用されています。
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通常のオーセンティックより若干ボリューミーで、履き心地の良さに優れています。
アナハイムファクトリーコレクション
アナハイムファクトリーコレクションは、VANS創業当時のアナハイム工場で製造されていた仕様の復刻コレクションです。

2017年にアナハイムファクトリーコレクションの第2弾としてリリースされた「オーセンティック(アナハイムファクトリーコレクション)」は、重厚感ある10oz生地を使ったレトロな雰囲気が特徴ですね。
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また、インソールにはオーセンティックプロ同様、ウルトラクッシュソールが使われているので、新旧のエッセンスがミックスされたコレクションになっています。
VANSのオーセンティックとエラの違い
オーセンティックとかなり似たモデルで、「ERA(エラ)」がありますが、その違いを知っているでしょうか?
もともとERA(エラ)は、プロスケーターたちがオーセンティックを加工し、それが人気を集めたので、いっそのことモデル化しよう!と、1976年に発売されたオーセンティックの後継モデルなんです。
もう少し具体的にオーセンティックとERA(エラ)の違いを説明していきます。
履き口のクッションパッド
一番の違いは履き口にパッドがあるかどうかです。
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ERA(エラ)は、スケートモデルなので足を保護するため、履き口に厚めのパッドが入っていますが、オーセンティックにはありません。
ちなみに、このクッションパッドは、1979年発売のスリッポン(SLIP-ON)にも採用されています。
ステッチの位置
ERA(エラ)のステッチは、履き口のパッドに沿いながらシューホールの外側を縫われています。
のオーセンティックとエラ(ELA)の違い(ステッチの位置).jpg)
オーセンティックは履き口ギリギリのところからシューホールの内側を縫うので、ステッチのラインが全然違うのです。
全体のボリューム感
そして、ERA(エラ)はクッションパッドの分、スニーカー全体にボリューム感が生まれ、スケートシューズのフォルムになっています。
対して、オーセンティックは、ほとんど素足に近いペタペタのローテクスニーカーで、まったくボリューム感はありません。
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VANSのオーセンティックをレビュー
では、わたしが履いているオリジナルモデルの「オーセンティック」を使いながら、デザインやディテールをレビューしていきます。
シンプルな表情
オーセンティック最大の特徴は、VANSというスケートブランドでありながら、ゴツさは皆無で、究極にシンプルかつクラシックな表情をしています。
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そのため、スケートやサーフィンなど横乗り系のスタリング以外にも、キレイめからカジュアルまでどんなコーデにも合わせらる万能スニーカーとなるわけです。
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内羽根式レース
さらに、フォーマルな革靴でも採用される内羽根式(シューホールのある羽が内側に隠れる仕様)なので、見た目が上品に映ります。
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白や黒などのベーシックカラーを選べば、スラックスにだって違和感なく合わせられるのです。
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ワッフルソール
アウトソールにはシンプルながら高いグリップ力に定評のあるワッフルソールが採用されています。
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ただし、ワッフルソールは軽量な分、あまり厚いソールではなく、インソールのクッション性も普通なので、長時間歩いたり、走ったりするには不向きかもしれません。
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バルカナイズ製法
アッパーとソールの間にゴムを流し込み接着させるバルカナイズ製法によって、キャンパス素材とゴムをしっかりと接着させています。
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手間のかかる製造方法ですが、長年の使用にも耐えられる頑丈さが備わります。
VANS オーセンティックのサイズ感
オーセンティックは、甲が薄く、つま先に向けてやや細くなっているので、普通のスニーカーより小さめのつくりといえます。
さらにボリュームがない分、見た目にも小さくみえがちなので、ハーフサイズアップで購入するとベターだと思います。
わたしは、普段革靴は25cm程度を履きますが、オーセンティックはUS8/26cmを履いており、フィッティングも見た目のバランスもちょうどよいサイズ感です。
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VANS オーセンティックのコーデ
「オーセンティック」は、ほんとうにどんなコーデにも合いますが、個人的にはローテクスニーカーらしくラフに履くのが気分です。
ロールアップして足元を見せると、パンツの裾とオーセンティックの華奢な履き口とのコントラストが生まれて、こなれた感じに見えます。
VANS オーセンティック×ライトカラーデニムのコーデ
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VANS オーセンティック×スリムカーゴパンツのコーデ
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VANS オーセンティック×ショートパンツのコーデ
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VANS オーセンティック×セットアップスーツのコーデ
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VANS オーセンティック×インディゴカラーデニムのコーデ
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VANS(バンズ)オーセンティックのレビューまとめ
- オーセンティックは超シンプルなので、どんなコーデにも使いやすい
- サイズ選びは、ハーフサイズアップくらいがちょうどよい
- 長時間歩いたり、走ったりするのは向いていない

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