レジャーや、アウトドアに最適なビルケンシュトックのEVAシリーズですが、実はオフィス用の室内履きとしても人気とのこと。
なかでもアリゾナがぶっちぎりで評価が高いということで、わたしも在宅勤務を充実させるべく、家の室内履きとして試しているところです。
今回は、ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)の特徴や、サイズ感、履き心地、ついでにコーデまでレビューしていきます。
- EVAシリーズの特徴は?レザー素材とどっちがおすすめ?
- ビルケンシュトック アリゾナのサイズ感が知りたい
- ビルケンシュトック アリゾナのコーデが見たい
ビルケンシュトックのアリゾナ(ARIZONA)とは
ビルケンシュトックは1774年にドイツで創業され、なんと250年近い歴史をもつ世界的にみても希少な超老舗ブランドです。
もともと医学理論に裏付けされた健康サンダルとしてスタートしましたが、1963年に発表したマドリッドからコンフォートサンダルを製造しています。
以降、1966年にセカンドモデルのチューリッヒ、そして1973年にサードモデルとしてアリゾナ(ARIZONA)が誕生しました。

アリゾナは、合成皮革であるビルコフローの2ストラップとコルクソールによって、ホールド感と軽快さをあわせもち、ビルケンシュトックを代表するモデルとして知られています。
EVAとは
EVAとは、エチレンと酢酸ビニルから合成される素材の名前で、「イーブイエー」や「エヴァ」と呼ばれます。
これまでビルケンシュトックで使われてきたレザーにコルクというコンビ素材とは異なり、ボディ全体を合成樹脂でつくったシリーズとなります。
EVAシリーズの特徴
このEVAシリーズですが、ビルケンシュトック特有の機能はそのままに、かなり優秀な特徴をあわせもつので、人気がでるのもうなずけます。
EVAの特徴
- 軽い
- 耐久性
- 水に強い
- 履きやすい
- 安い
EVA素材は空気を多く含んでいるため、従来の素材と比べておよそ半分という驚異的な軽さです。
丈夫なうえ紫外線による劣化にも強いので、長く履けて、アウトドアにも向いています。
撥水性が高いので、水に弱いというビルケンの弱点を克服し、汚れてもすぐに水洗いできます。
柔らかく、弾力性があり、履き始めに足が痛くなるということもありません。
3,000円台から買えるという安さで、レザーモデルの半額以下で買えるコスパは嬉しい限りです。
EVAとレザー素材はどっちがおすすめか
では結局、EVAとレザー素材はどっちがおすすめかというと、履き方やモデルによって選ぶのがよいと思います。
例えば、素足で履くなら劣化に強く、メンテンナンスしやすいEVAが最適ですし、靴下と合わせるならレザーアッパーとコルクソールの雰囲気がマッチするレザーモデルといった感じです。
それに、アリゾナやマドリッドなどアッパーの面積が小さく、よりサンダルに近いモデルは、EVAを裸足で履きたくなります。
対して、靴のようにアッパーの面積が広く、靴下との相性がよいボストンやチューリッヒなどは、レザー素材を選びたいところですね。

ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)の履き心地をレビュー
わたしは裸足で室内履きする目的でビルケンのアリゾナ(EVA)を購入したので、その観点から実際の履き心地や特徴などをレビューしていきます。
2ストラップのホールド感
2ストラップのアリゾナは、1ストラップのマドリッドのように脱げそうになる感覚がなく、わたしがアリゾナを選んだ理由はここにあります。
マドリッドは歩くときかかとがけっこう浮いてしまうので、アリゾナのほうが安定感があるわけです。
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もちろんEVAシリーズも、ストラップのベルト穴でサイズ調整できるので、甲が低くても甲高でも心配ありません。
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痛くないソフトフットベッド
人間工学に基づいたビルケンシュトック独自の立体的なフットベッドは健在で、そのまま変わらぬ恩恵を受けられます。
特にアーチ状に盛り上がった土踏まずの部分が、絶妙に足にフィットして、気持ちよいです。
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この健康サンダル的なフットベッドがコルク素材の場合、足にあわないと履き始めは痛いという声を聞きますが、EVA素材は柔らかいので、その心配もいりません。
蒸れにくいので不快感が少ない
部屋履きとしてクロックスを素足で履いていると、アッパーで覆われている分、夏でも冬でも蒸れて困っていたのですが、アリゾナは快適です。
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もし裸足で履くことが多い場合、ボストンやアムステルダムのようなクロッグサンダルではなく、風通しがよいアリゾナはおすすめといえます。
洗えるので衛生的
とはいえ、裸足で履いているとどうしても足裏の汗でフットベッドが汚れます。
その点、EVAなら、ササっと水洗いできるうえ一瞬で乾くので、メンテンナンスフリーだし、衛生的なのです。
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劣化しにくいので長く履ける
それにコルクソールはどうしても汗などでフットベットが黒ずんで経年劣化しますが、EVAならインソールの文字が消える程度です。
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そのため、キレイな状態で長く履けるというのもうれしいところです。
信じられないほど軽い
EVA素材のアリゾナは、両足で190g程度の重さなので、レザーモデルに比べて1/2も軽く、ストレスがありません。
ストラップ部分の金具パーツまで樹脂製に置き換わり、徹底的に軽量化されています。
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ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のサイズ感
続いて、ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のサイズ感についてですが、EVAであっても基本的にはレザーモデルのビルケンと同じです。
サイズ表や、幅の種類、実際に履いたときのサイズ感などを説明していきましょう。
サイズ表
サイズ表はEU表記になっており、EUサイズに対してJPサイズのピッチが一部異なるので、注意が必要です。
EU | JP(単位:cm) |
---|---|
36 | 23 |
37 | 24 |
38 | 24.5 |
39 | 25 |
40 | 26 |
41 | 26.5 |
42 | 27 |
43 | 28 |
44 | 28.5 |
45 | 29 |
46 | 30 |
https://www.birkenstock.com/jp/arizona-eva/arizona-eva-eva-0-eva-u_3856.html
幅の種類(レギュラー、ナロー)
それにビルケンのサンダルは、幅の種類としてレギュラー(幅広)、ナロー(幅狭)と、2つのパターンから選ぶことができます。
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https://store.shopping.yahoo.co.jp/z-craft/1084-0117.html
レギュラーとナローでは、それぞれ幅が1cm前後異なり、一般的な足幅ならレギュラー、細い足幅ならナローを選択してください。
もしも迷ったら、男性はレギュラー、女性はナローを選ぶのが無難でしょう。
サイズ感
わたしは、足の実寸サイズが25cm(ZOZO MAT調べ)で、アリゾナの39(25cm)ナロー幅を履いています。

サイズ感は、裸足で履いたときに39(25cm)サイズのナロー幅がちょうどぴったりというフィッティングです。
横からのサイズ感(裸足)
のサイズ感(39サイズの横フィッティング).jpg)
後ろからのサイズ感(裸足)
のサイズ感(39サイズの後ろフィッティング).jpg)
ただし、厚手の靴下を履いてみると、やや窮屈なサイズ感で、若干ですがかかとが外に出てしまいます。
横からのサイズ感(靴下)
のサイズ感(39サイズの靴下の横フィッティング).jpg)
後ろからのサイズ感(靴下)
のサイズ感(39サイズの靴下の後ろフィッティング).jpg)
サイズ選びのポイント
わたしは裸足で履くことが目的でしたが、もし靴下を合わせて履くことも考えているなら、サイズ選びはワンサイズ大きめがベターです。
それに裸足で履く場合であっても、微妙な判断でサイズ選びを迷うなら、アリゾナはワンサイズ大きめを選ぶほうがよいでしょう。
なぜならアリゾナのようなストラップサンダルは、歩いているうちにつま先が押し出されて、フットベッドの先端(リム)に指がはみ出てしまうことがあるためです。
そのため、足入れをしたとき、先端に多少の捨て寸(あまり)があるという状態が正しいサイズ選びとされています。
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ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のコーデ
せっかくなので、ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のコーデも紹介していきます。
とはいえ、基本的に室内履きなので、楽な部屋着と合わせることが多いのですが、せっかくなので靴下ともあわせながら外出できるコーデも考えてみます。
ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のジョガーパンツコーデ
のコーデ(裸足にジョガーパンツ).jpg)
ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のショートパンツコーデ
のコーデ(裸足にショートパンツ).jpg)
ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のカーゴパンツコーデ
のコーデ(靴下にカーゴパンツ).jpg)
ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のデニムコーデ
のコーデ(靴下にデニム).jpg)
ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のワークパンツコーデ
のコーデ(靴下にワークパンツ).jpg)
ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)はどこで買うのが安い?
ビルケンシュトックは基本的に実店舗でのセールはほとんどしていません。
たまにセレクトショップが独自仕入れしたものや、別注品をセール価格で販売していることもあるものの、セール時期を狙わないとなかなか出会えません。
しかし、Amazonや楽天などの大手オンライン通販では、20-30%OFFで販売されていることも少なくありません。
ちなみに、公式オンラインでアリゾナ(EVA)を買うと、定価5,500円(税込)+送料別途ですが、Amazonや楽天ではけっこう普通に3,000円台から探すことができます。
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ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)の偽物に注意
ただし、ビルケンシュトックは偽物が多いことでも知られ、注意が必要です。
高額なレザーモデルに比べて、EVAシリーズは価格が安い分、そこまで偽物は多くないとはいえ、予防策は講じましょう。
まずは評判の悪いネットショップや、評価の悪いオークション出品者、海外の露店などで買わないようにすれば、偽物のリスクは少なくなります。
ちなみに、偽物の見分け方としてよくいわれるポイントをまとめるとこんな感じです。
偽物の見分け方
- ストラップ(アッパー)の革が薄い
- ソールの外側が透明な樹脂で厚く固められている
- アウトソールにBirkの文字がない
- 価格があまりに安い(50%OFF以上は疑ったほうがよい)
また、偽物というわけではないのですが、ABCマートのPBであるホーキンスがかなり似たモデルを製造しているので、これを偽物と勘違いしてる人も多いそうです。

https://www.wwdjapan.com/articles/882009
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ビルケンシュトック アリゾナ(EVA)のレビューまとめ
- 裸足で履くならEVAシリーズがおすすめ
- サイズで迷ったらワンサイズ大きめがベター
- 安く買うならAmazonか楽天で探してみる
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