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【百貨店から転職】おすすめの業界や転職先は?私と同僚のリアルな事例

こんにちは、ピース(@Peace__Blog)です。

百貨店の業績不振や、相次ぐ店舗閉鎖、さらにコロナウイルスでの追い打ちなど、百貨店業界の先行きは真っ暗としかいいようがありません。

わたし自身も新卒で大手百貨店に入社したものの、将来に不安を覚え、5年近く働いた26歳のときにファッションEC(インターネット通販)の会社に転職しています。

ピース
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売上不振や、労働環境、スキルが身につかない業務内容に危機感を抱いて転職を決断しました。

今回は、わたしと百貨店時代の同僚たちの転職成功例と失敗例をふまえつつ、百貨店マンの転職先の選び方について説明していこうと思います。

こんな人におすすめ
  • 百貨店から転職するならどんな業界がおすすめ?
  • 百貨店から転職した人たちの成功例と失敗例が知りたい
  • 年収や休日数など労働条件を改善するポイントは?

百貨店業界の状況


まずは、百貨店業界のおかれた現在の状況からおさらいしておきます。

百貨店業界は、バブルがはじける手前の1992年に記録した12兆円をピークに、2018年には半分の6兆円を割り込むまで縮小している状況です。

https://news.goo.ne.jp/article/mag2/business/mag2-373309.html

ピース
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ここまで規模が縮小している業界は他にほとんどないと思います。

店舗閉鎖やリストラなどを断行し、再生を図ろうとしていますが、インバウンド需要も収束気味で回復の兆しはみえません。

さらに2020年のコロナウイルスでは、2008年のリーマンショック以上の大きなマイナス影響を受けており、もはや致命傷ではないでしょうか。

百貨店業界の平均年収

さらに百貨店をとりまく環境として無視できないのが、待遇面の悪さです。

給与でいうと百貨店業界の平均年収は、350万円(平均年齢41.8歳)となっており、これは低いといわざるを得ません。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2015/index.html

おそらく非正規社員も含まれていると思いますが、正社員だけでいっても500万円に満たないと推測されます。

ピース
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40歳を超えてこれでは家族を養っていけるか不安です。

また、百貨店業界の売上が伸びない以上、今後給料水準が下がることはあっても、上がることはないとみて間違いないでしょう。

百貨店業界の平均休日数

また、百貨店業界の平均年間休日についても、116.4日と他業界に比べて少ないといえます。

https://doda.jp/guide/ranking/071.html

くわえて、お正月の初売りや夏のセールなど、ほかの業界では長期休暇となっているときに忙しく働くというストレスも大きいものがあります。

給料が低く、休日が少ないということは、時給換算するとずいぶん効率が悪いことがわかるかと思います。

百貨店から転職したわたしの事例


わたしは新卒で当時業界3位の百貨店に入社し、都内基幹店の婦人服領域にて、26歳まで5年近く勤務しました。

主な業務内容は、担当する複数ショップの売上管理や、売場の販促企画立案など、いわゆる百貨店の王道であるフロアマネジメントの仕事です。

その後、百貨店から2社目のファッションEC企業に転職するとき、どういう風に転職活動し、転職した結果どうだったのか、わたしの事例から紹介していきます。

転職理由

まずわたしが百貨店から転職を決意した理由は主にこの3つです。

百貨店からの転職理由

  1. 百貨店業界の先行きが不透明
  2. 労働環境(給与、休日数、年功序列の風土など)
  3. スキルアップが見込めない

百貨店業界の先行きや、給与、休日数、旧態依然の雰囲気が不満という理由は多くの人があげると思います。

ただ、個人的に大きかったのが、百貨店独自の業務や、無駄なルーチンワークなど、他の会社では役に立たないであろう仕事が多く、ビジネスマンとして将来が不安になったからです。

ピース
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自分の市場価値が下がる一方だと不安になりました。

転職活動の軸

すぐに転職サイトに登録し、キャリアアドバイザーと相談しながら転職の軸を決めていきました。

やはり、ファッションに携わる仕事を続けたいということと、少しでも百貨店で培ったことを活かせる転職がしたいと考え、こんな軸で転職活動を進めることになります。

百貨店からの転職の軸

  • 成長している業界
  • ファッションの仕事
  • 百貨店の仕事を活かせる

ファッションECを転職先に選んだ理由

キャリアアドバイザーから職務経歴書のつくり方、面接対策までしっかりとフォローしてもらい、選考に進んだ4社のうち、3社から内定をもらうことができました。

そのなかで、わたしが選んだのは当時業界2位だったファッションEC企業のMD職という仕事です。

なぜなら、転職活動の軸として考えていた要素をぴったりと満たしていたからです。

ファッションECのMD職を選んだ理由

  1. EC業界は成長している
  2. ファッションの仕事ができる
  3. 百貨店でやってきた経験も活かせる

商売のフィールドがリアル店舗から、デジタルに変わるものの、担当ショップの売上を伸ばすという仕事の本質は変わらないので、百貨店でのスキルも活かせると考えました。

ピース
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百貨店の経験を活かしつつ、成長業界に身を置くことができたのです。

転職前と転職後の比較

百貨店からファッションECの会社に転職した結果どうだったのか、わかりやすく年収、休日数、業務内容を比較してみたいと思います。

転職前と転職後の比較

  • 年収:360万円→380万円(26歳)
  • 年間休日:112日→120日+有給
  • 業務内容:ルーチンワーク→チャレンジングな仕事

年収の比較

年収は、EC未経験でのポテンシャル採用だったので、ほぼ現状維持(微増)での転職でした。

ただし、ファッションEC企業に在籍した5年間のうちに年収を200万円程度プラスできたので、百貨店に残っている同僚よりはよかったのではないでしょうか。

休日の比較

百貨店のときは年間休日112日で、転職後は年間休日120日(カレンダー通り)となりました。

さらに、百貨店では有給取得は計2日のみ(インフルエンザ)、休日出勤、サービス残業が普通でしたが、転職後はホワイトな環境で、有給も半分以上消化できたのが驚きでした。

ピース
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有給って普通にとれるんだ!とわかりました。

業務内容の比較

ファッションEC企業には、MD職で入社し、物流部門を経験したのち、クライアントの公式ECを受託営業するPM(プロジェクトマネージャー)という職務を行っていました。

今後ますますの成長が見込まれるEC業界において、早くからいろいろな業務ができたお陰で、社外でも応用の効く知見と経験が身に付いたと思います。

ちなみに、わたしはその後もう1度転職し、現職が3社目になるのですが、現在は誰もが知る総合EC企業で働くことができています。

結論、わたしの場合は早々に百貨店から成長産業であるEC業界に転職してよかったということになると思います。

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百貨店から転職した同僚の成功事例


ここからは、わたし同様、百貨店から転職していった同僚たちのリアルな実例を紹介していきます。

まずは、転職によって年収や環境が改善し、新しい職場でいまも充実した仕事を続けている成功例を紹介するので、百貨店から転職する一つの正解パターンとして参考になるかと思います。

法人外商から総合ECのMD職に転職

EC業界にはわたしだけでなく、他の同僚も転職していますが、一番の成功事例である先輩を紹介します。

先輩は当時32歳でしたが、百貨店の法人外商から外資系総合ECのMD職に転職して、勤続3年目のいまでは1000万プレイヤーです。

ピース
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少し極端な例ですが、成長の続く業界のため給与もあがりやすいということです。

外商での営業成績や、クライアントとの折衝スキル、担当商材の知見などをアピールして、難関企業に転職成功したわけですが、やはり百貨店からECのMD職というのは相性がよいと思います。

これは法人営業だからできたのではなく、売場担当であっても同じことをアピールできるのではないでしょうか。

スポーツ売場担当からデベロッパーに転職

百貨店時代の同僚で最も多いパターンがデベロッパーなど他の商業施設管理への転職で、実際百貨店出身のOBも多い業界です。

同じリアル店舗のテナント運営管理ではありますが、不動産収入型の商業施設や、郊外のアウトレットモールなどは業績のよい会社も多くあるので、狙い目ではないでしょうか。

スポーツ売場担当の当時27歳の同僚の場合、外資系の商業施運営会社に転職しましたが、転職時50万円ほど年収を上げ、その後の年収も好調に推移して、もう勤続6年目になります。

ECに比べると、伸びしろは少ないかもしれませんが、平均年収が比較的高い業界なので、百貨店に比べればはるかに安心だと思います。

婦人服売場担当から医療機器専門商社に転職

新卒のときわたしの指導をしてくれていた婦人服売場の先輩は、少しレアケースですが、当時24歳で日系の中堅医療機器メーカーに転職しています。

営業職での転職でしたが、取引先との折衝経験と、年齢のアドバンテージを活かした転職だったのだろうと想像します。

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年齢が若ければポテンシャル採用で、まったくの異業界にも転職できるわけです。

とはいえ、専門商社といっても業界を間違えてしまうと致命傷で、絶対に成長が見込める業界を選ぶ必要があります。

なかでも医療は、今後間違いなく拡大する業界といえるわけですが、先輩はもう10年以上勤続しており、順調に昇進しているところを見ると、やはり正解だったのだろうと思います。

百貨店から転職した同僚の失敗事例


逆に、百貨店からの転職でうまくいかなかった同僚たちの失敗事例を紹介します。

彼らは、転職後すぐに、もう一度望まない転職活動をする羽目になっているので、反面教師として参考になるかもしれません。

バイヤーからアパレルメーカーの営業職に転職

百貨店からの転職でデベロッパーの次に多いと感じるのが、メーカーの営業職です。

特に、バイイングしていた商品領域のメーカーや、取引先メーカーに転職するケースが多いのですが、ここでも重要なのは業界選びだと思います。

当時30歳で婦人服領域のバイヤーだった同僚の事例ですが、日系アパレルメーカーの営業職に転職したのち、1年たたずに退職しています。

退職理由は、入社してみてわかった旧態依然の体制と、将来性の危うさということでしたが、アパレルは百貨店同様、斜陽産業なのでこういったことが起こる可能性は高いでしょう。

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儲かっていない業界に身を置くことは危険です。

メーカー営業が悪いとは思いませんが、例えば医療業界や、IOTを扱うIT業界など成長産業ならよかったかもしれません。

婦人服売場からアパレルメーカーの販売職に転職

ファッションが好きで百貨店に入社している場合、もっと商品に携わりたいという想いからアパレルメーカーの販売職に転職するケースもあったりします。

アパレルが斜陽産業ということにくわえ、販売職は人員不足なので、百貨店での接客スキルが評価されて比較的簡単に転職できると思います。

ただし、百貨店のとき以上に給与や休日数などの待遇面が悪くなる覚悟をしなくてはなりません。

百貨店の婦人服売場だった同僚は、当時24歳のときにアパレルセレクトショップの販売員に転職しましたが、1年ちょっとで退職しています。

男性である彼は、結婚を考える人に出会い、待遇面を考え直したことが理由でしたが、結婚して子供を養うとなれば条件面は重要です。

ピース
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好きという気持ちだけで転職するのは危険です。

百貨店から転職するときのポイント


わたしの転職や、同僚の転職の成功例、失敗例を踏まえつつ、百貨店からの転職を成功させるポイントやコツをまとめてみます。

成長業界に転職する

なにより大事なことは、成長を続けている業界や、今後間違いなく拡大するであろう業界を選ぶことです。

百貨店にいればよくわかると思いますが、斜陽産業である限り会社が儲からないので、どんなに頑張っても給料がよくなったり、働きやすくなったりすることはありません。

例えば、ECを含むIT、医療、不動産などの成長業界から転職先を絞り込むのがよいでしょう。

ピース
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平均年収や、平均休日数が多い業界のなかから絞るのもおすすめです。

職種を軸にして転職する

成長業界に転職しようにも、どうやって転職したらいいか悩むかもしれませんが、百貨店での実績や経験を活かしながら、職種を軸に転職することをおすすめします。

例えば、ショップの売上拡大や、取引先との折衝経験を対人営業系の職種ととらえ、ECのMD職や、ITの営業職、デベロッパーのテナント管理職として、職種を固定しながら成長業界にスライドするというイメージです。

実際、営業職なんかはどこの業界にもあるので、対人スキルでの実績などを武器にしながら、そもそも条件のよい業界にスライドしていくという転職方法が勝ちパターンです。

ピース
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先ほど紹介した転職例でも成功した同僚は、こうやって転職しています。

とにかく早く転職する

そして、もし百貨店から転職を検討しているのであれば、とにかく早く動き出したほうがいいということです。

百貨店業界がどんどん沈んでいくことは明らかなので、百貨店でしか使えないスキルを積んでも時間が無駄になることは間違いありません。

さらに異業種間の転職において若さは最大の武器になり、早ければ早いほどスムーズに転職できる可能性が高まります。

ピース
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異業種職種の場合、ポテンシャル採用の要素が強くなるので、若いほうが有利です。

キャリアアドバイザーを使い倒す

最後に、必ず複数の転職サイトに登録し、いろいろなキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めることをおすすめします。

わたしの経験からその理由は大きく3つです。

キャリアアドバイザーに相談すべき理由

  • おすすめの業界と会社を客観的に教えてもらう
  • 自分のスキルの言語化を手伝ってもらう
  • 職務経歴書の添削と面接対策をしてもらう

特に、百貨店の仕事内容というのは、営業や、マーケティングなどと違い、一言で人に説明するのが難しく、言語化しにくいように思います。

そこで、自分のスキルを棚卸し、自己PRや、強みを考えていくときに、キャリアアドバイザーからプロ目線でアドバイスをもらったほうが確実によいのです。

百貨店からの転職でおすすめの転職サイト


では、どんな転職サイトを使うべきかというと、「doda」「リクルートエージェント」に登録しておけばまず間違いありません。

百貨店から転職する場合、同業界内でのキャリアアップというより、異業種転職を前提としているはずなので、幅広くいろんな会社を見ることができ、キャリアアドバイザーが経験豊富な大手転職サイトが適しているのです。

ピース
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実際わたしも百貨店から転職するときに使った転職サイトです。

「doda」

「doda」は、業界2位のパーソルキャリア社が運営する大手転職サイトのため、求人数はもちろん多いのですが、なによりキャリアドバイザーがどこよりも親切だと感じます。

わたし自身、ファッションECの会社へは「doda」で転職を決めましたが、どこの転職サイトよりもキャリアドバイザーが親身になって相談にのってくれたことが大きかったです。

最初の転職で右も左もわからないなか、最初のキャリア相談から、職務経歴書の添削、企業毎の面接対策まで、丁寧に細かくサポートしてもらえたので本当に助けられました。

「doda」の特徴

  • 業界2位で求人数が多い
  • キャリアアドバイザーが親切
  • 最初の転職におすすめ

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「リクルートエージェント」

「リクルートエージェント」は、業界最大手の転職サイトのため求人数も最大ですが、なかでも大手企業の求人が多いことが特徴です。

企業の採用担当者とのパイプも強いため、どんな人材が採用されやすいかなど企業毎の情報が豊富なので、キャリアアドバイザーと面談をしておいて損はありません。

ただし、dodaに比べると、フォローはそこまで手厚くないので、どちらかというと自分である程度考えて転職活動を進められる人に向いていると思います。

「リクルートエージェント」の特徴

  • 業界最大手で、大手企業の求人も多い
  • キャリアアドバイザーの情報量が豊富
  • 転職活動を自分で進められる人におすすめ

ただ、わたしの場合は、dodaのほうが相性がよかったため、リクルートエージェントで紹介してもらった求人をdodaのキャリアアドバイザーに渡して、「doda」経由で応募したりもしていました。

ピース
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どちらにしてもキャリアアドバイザーとの面談は無料なので、まずは一歩動き始めてみることをおすすめします。

「百貨店から転職」まとめ

要点まとめ
  • 成長業界に転職する
  • 一刻も早く転職する
  • 転職のプロに相談する
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