こんにちは、ピース(@Peace__Blog)です。
ドイツの老舗スーツケースメーカーのリモワですが、2016年のLVMH入り以来、ファッションシーンでも話題を席捲しています。
「FEND」「Louis Vuitton」「Supreme」「Off-White」など次々とコラボを成功させ、おしゃれスーツケースの地位を盤石にしました。
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わたしのリモワのスーツケース
- モデル名:サルサ(現エッセンシャル)
- 材質:ポリカーボネート製
- サイズ:61L(縦63x横42×マチ24cm)
- カラー:マットブラック
- 特徴:「おしゃれ」「軽い」「移動が楽」
- 修理歴:2015年にボディの一部を修理
今回は、リモワ「サルサ(61L)」のサイズ感(どれくらいの荷物が入るのか)や、使い勝手、過去の修理対応などをレビューしていこうと思います。
- リモワの60L前後(58~63L)にはどれくらい荷物が入る?
- サルサ(エッセンシャル)の使い勝手が知りたい
- リモワのスーツケースの修理対応は、どんな感じ?
リモワのモデルチェンジ
リモワ(rimowa)は2018年8月にモデルチェンジし、スーツケースのシリーズ名が変わっているので、まず簡単に説明します。
ポリカーボネート製(プラスチック)のモデル
- 旧)サルサ → 現)エッセンシャル
- 旧)サルサエアー → 現)エッセンシャルライト
- 旧)リンボ → 現)ハイブリッド
ポリカーボネート製のベーシックモデル
エッセンシャルの軽量モデルで、T字ハンドル
ポリカーボネートボディ+4角をアルミニウム合金で補強したモデル
ジェラルミン製(アルミニウム合金)のモデル
- 旧)トパーズ → 現)オリジナル
- 旧)クラシックフライト → 現)クラシック
定番のアルミ製スーツケース
無骨なデザインの元祖クラシックモデル
リモワの各モデルの種類や特徴は、こちらの記事でまとめています。
スーツケースのサイズ選び、機内持ち込みサイズまとめ-e1559662774995-320x180.jpg)
リモワのサルサ(現エッセンシャル)とは
サルサとは、リモワが2000年に世界ではじめて販売したポリカーボネート製のスーツケースです。
当時、リモワのスーツケースといえばジェラルミン製でしたが、画期的なポリカーボネート製スーツケースの登場で、人気を二分することなります。
ポリカーボネート製スーツケースがファンの心を掴んだ理由は、ジェラルミン製くらい丈夫なのに、驚くほど軽くて、コスパもよく、見た目がポップだったからでしょう。
ポリカーボネート製素材の特徴
- 丈夫(素材の柔らかさが衝撃を吸収する)
- 軽い(ジェラルミン製の3/4くらい)
- 安い(ジェラルミン製の半額くらい)
リモワのサルサ(現エッセンシャル)61Lサイズをレビュー
では、わたしの持っているサルサ(エッセンシャル)の61Lサイズをレビューしていきます。
使い勝手の良さと、長く使えるタフさ、それになんといってもシブいマットなカラーがカッコよくて愛着が増すばかりです。
※現行の仕様と細部が若干異なる可能性がありますがご了承ください
58L~63Lは、3~5泊にちょうどよいサイズ感
わたしは、夏休みになると3~5泊くらいで近場の海外リゾートに旅行することが多いのですが、61Lは荷物がちょうどよく収納できるサイズ感なんです。
例えば、4泊で夏のアジアンリゾートに旅行する場合、わたしがスーツケースに入れる荷物はこんな感じになります。
61L」スーツケースに入る荷物.jpg)
スーツケースに入れるもの(手荷物以外)
- Tシャツ:2枚
- タンクトップ:2枚
- ショートパンツ:1枚
- スイムパンツ:1枚
- フルレングスパンツ:1枚(レストランのドレスコード対策)
- 薄手の羽織り:1枚(雨などで寒いとき対策)
- 下着:4枚
- サングラス:1個
- サンダル:1足
- スニーカー:1足(ホテルのフィットネスジム用)
- タオル:1枚
- 除菌シート:1個
- 本:2冊
- カップ麺:3個(食事が口にあわないときの非常食)
- その他:サンオイル、ボディローション、ヘアジェルなど
これを61Lのスーツケースにざっと詰めていきます。
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そうすると、だいたい3/4くらいが埋まります。
61L」スーツケースに荷物はどれくらい入るか-1.jpg)
残りの1/4は帰りのお土産用にバッファをとっておくので、リモワの61Lサイズはちょうどよいサイズ感というわけなんです。
61L」スーツケースに荷物を詰める.jpg)
念のためですが、61Lサイズは機内持ち込みできませんので注意しましょう。
機内持ち込みできるスーツケースは以下の条件を満たす場合となります。
- 座席が100席以上の航空機の場合(ANAやLCCなど一般的な航空会社)なら、3辺合計115cm以内かつ、縦55cm、横40cm、マチ25cmまで持ち込み可能
- 座席が100席以下の航空機の場合(プロペラ機など)なら、3辺合計100cm以内かつ、縦45cm、横35cm、マチ20cmまで持ち込み可能
- 上記いずれかのサイズ条件に加えて、スーツケース本体を含め10kg以内の重量であること
わたしは、そもそも機内に持ち込みできるスーツケースは不要で、1~2泊くらいの旅行や出張なら「ブリーフィングの3wayバッグ」でこなしています。

経年変化が少ないマットカラー
現行のエッセンシャルではマットカラーと、光沢のあるカラーを選択できますが、個人的にはマットカラーがおすすめです。
スーツケースはどうしても少しずつダメージを受けていきますが、ポリカーボネート素材のマットカラーなら比較的ダメージが目立ちにくいと思います。
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ダメージを受けてもくすんだような感じになるので、光沢のあるカラーやジェラルミン素材のようにガッツリ傷がついたという感じにはなりません。
軽量&耐久性に優れている
ポリカーボネート素材はいわゆるプラスチックですが、とにかく軽量でとりまわししやすいうえ、耐久性も高いです。
61L」スーツケースは軽い.jpg)
61Lサイズで、3.9kgという重さの秘密は、ポリカーボネート素材の軽さに加えて、接合部分が金属パーツではなくジップ式というところにあります。
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また、プラスチックなのに耐久性?と、思う人もいるかもしれませんが、ポリカーボネート素材は防弾チョッキにも使われる素材です。
ポリカーボネートは、しなやかで柔軟な素材のため、外部からのショックを吸収することで、ジェラルミン製とは違った強度をもつわけです。
さらに「-100 ~ +125度」の温度変化にも耐えられるタフさは驚きますね。
そのため、ジェラルミン製のスーツケースに比べて圧倒的に使いやすく、旅行中に疲れにくいと感じます!
マルチホイールがノンストレス
軽さと同じくらい衝撃的だったのが、ホイールの可動性です。
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360度くるくる回る4輪マルチホイールがサクサクと動くので、移動がスムーズすぎて笑っちゃいます。
驚くほど静音
マルチホイールが静音であることと、おそらくポリカーボネート素材のボディが振動を吸収しているからだと思いますが、ガタガタした道でもうるさくないんです。
」マルチホイールがスムーズ.jpg)
ジェラルミン素材だとこうはならない気がするので、ますますポリカーボネート素材のサルサ(エッセンシャル)に惚れ込むわけです。
ハンドルの安定性と高さ調節
テレスコープハンドルといわれる2本軸のハンドルは安定感があって、方向転換などの操作性に優れます。
エッセンシャルライト(旧サルサエアー)は、T字ハンドルという1本軸のハンドルですが、操作性がよくないと聞くので、2本軸のテレスコープハンドルだと安心です。
また、ハンドルの高さが7段階に調節できるので、どんな身長の人でも持ちやすいと思います。
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」テレスコープハンドル7段目.jpg)
身長172cmのわたしはだいたい下から2段目くらいの高さでちょうど良い感じです。
もちろんもっと身長が高い人でもOKですし、女性の友人に貸したこともありましたが、身長が低くても問題ありませんでした。
縦持ちと横持ちできるサブハンドルが便利
メインのテレスコープハンドル以外にも、縦持ちと横持ちできるサブハンドルがあるので重宝します。
例えば、縦持ちは道にちょっとした段差があるときや、エスカレーターにのせるときにヒョイッと上に持ち上げやすいです。
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横持ちは、タクシーのトランクに乗せるなど、高い位置に勢いよく持ち上げるときなんかに使えるんです。
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もちろんそのまま地面に横置きできるように小さい足もついています。
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シリアルナンバーの特別感
リモワはスーツケースにそれぞれ個別のシリアルナンバーがふられています。
サルサは背面の下のほうに刻印されているのですが、こういうオンリーワン感もたまりません。

安心の「TSAロック」付き
サルサ(エッセンシャル)にも、アメリカ旅行で重宝する「TSAロック」はもちろん装備されています。
」ジップで軽量化.jpg)
わたしもハワイ、グアムなどのリゾート大好きなので、スーツケースにTSAロックは必須です。
「TSAロック」とは、アメリカ運輸保安局(TSA)認可のロックです。
アメリカでは、入国の際に荷物の中身を調べられるので、荷物は鍵をかけずに預ける必要があります。
ただし、TSAロックだけは、TSA職員が特殊キーで開錠&施錠できるので、鍵をかけて荷物を預けることができて安心なのです。
もし、TSAロック以外で施錠していた場合は、鍵を壊して荷物チェックされてしまうおそれがあります。
リモワのスーツケースはステッカーで差別化
リモワの難点として、同じものをたくさんの人が持っているので、預けたスーツケースを空港でキャッチアップするのに苦労したりします。
そこでおすすめなのは、お気に入りのステッカーを貼っておいて目印にする方法です。
わたしはシュプリームのステッカーを貼っていますが、パタゴニアのステッカーも貼ろうか迷っています。

リモワの修理内容
リモワには、購入時に5年間の長期保証がついてきますが、注意が必要です。
わたしも過去、実際に修理に出したことがあるので、そのエピソードにもとづいて説明していきます。
5年保障の範囲
この5年保障は、普通に使っていて自然に壊れた場合以外は、無償修理になりません。
例えば、航空機での輸送時に壊れた場合は、自分に責任がなくても有償修理なのです。
お住まいの国固有の保証、あるいはご登録された保証のいずれも、摩擦、不適切な使用、誤操作あるいは外部からの力(特に飛行または輸送による変形、亀裂、本体の破損、擦りキズ、磨耗などの損傷)、あるいは液体によって生じた使用上の支障は対象としません
参考)よくあるご質問(FAQ)
わたしは、2015年のセブ旅行の際に、現地空港でスーツケースをピックアップしたときボディ背面の上部がバキバキに割れてしまっていることに気づきました。
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空港の荷下ろしで雑に扱われたものと推測しますが、これは完全に無償修理の対象外です。
表参道店での修理対応と費用
帰国後、リモワ表参道店に電話し、破損状況を説明したうえで店頭に持ち込みましたが、案の定無償修理ではなく、海外旅行保険を適用する運びとなりました。
海外旅行保険に入っていたから実費ゼロ円となったものの、保険会社に送った見積もりは確か15,000円を超えていたと記憶しています。
ちなみに、店頭では男性スタッフがかなり丁寧に対応してくれて、1カ月くらいでスーツケースも返送されてきたので、対応自体は満足でした。
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修理方法の内容
修理方法は、さきほどの通り、表面の亀裂部分をガッチリ固められています。
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裏面は、カバーの内側にリモワの布シートで補強する処理方法でした。
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キレイサッパリ直りました!という状態ではありませんが、使用には困らないレベルになったので一安心です。
いずれにせよ、リモワのスーツケースで海外に行く場合は、念のため海外旅行保険に入っていたほうがよさそうですね。
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リモワのスーツケースをレンタルしてみる
とはいえ、60Lサイズのリモワは高額だし、補償なんかのことを考えると、リモワのスーツケースを購入するのはちょっと気が引けるなあという人は、レンタルという方法もあります。
日本最大のスーツケースレンタルサイト【アールワイレンタル】 なら、万が一レンタル中にスーツケースを破損してしまっても、無償保証がついているので安心感があります。
さらに、【アールワイレンタル】 は、リモワのスーツケースを常時100種類以上から選べるうえ、価格は3,000円代からレンタル可能、スーツケースの発送と返却に伴う送料すら無料と、正直ほとんどの人が購入するよりお得ではないかと思います。
アールワイレンタルの特徴
- リモワのスーツケースを100種類以上から選べる
- リモワも3,000円代からレンタルOK
- 往復の送料も無料
- もし破損しても無償で保証
「リモワ」サルサ(エッセンシャル)のサイズ感と修理対応レビューまとめ
- 3~5泊くらいの旅行の場合、60L前後(58L~63L)サイズがおすすめ
- ポリカーボネート素材なら、軽くて、タフなので、旅行が快適になる
- リモワの5年保証はあてにせず、飛行機に乗るときは旅行保険に入っておいたほうが安心



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