ビジネスでもスニーカーが容認されつつありますが、やはり取引先への訪問や、重要な商談などは革靴を求められたりします。
わたしは仕事で出張も多いので、どうにかならないとあれこれ試した結果、「ポストマンシューズ」にたどり着きました。
しかし、ポストマンシューズは確かに歩きやすい反面、カジュアルな印象もあるためビジネスで使うには躊躇するかもしれません。
そんな人には、「ポストマンシューズなのにドレス顔」であるダナーのポストマンシューズがおすすめです。
ダナー ポストマンシューズの特徴
- スーツにも合わせて使えるデザイン
- 歩きやすくて長時間履いても疲れにくい
- お手入れが楽チン
- コスパも優秀
今回は、3年ほど愛用しているダナーのポストマンシューズを使って、サイズ感やコーデをレビューしていきたいと思います。
- ダナー ポストマンシューズはスーツに合う?
- ダナー ポストマンシューズのサイズ感はどんな感じ?
- レッドウィングやドクターマーチンのポストマンシューズとどう違う?
ポストマンシューズとは
ポストマンシューズとは、元は郵便局員が仕事用に履いていた革靴です。
郵便局員は、毎日どんな天候でも長い距離を歩いて手紙や荷物を届ける必要があったので、訪問時に失礼のない「革靴だけど、歩きやすい靴」として開発されました。
とはいえ、一般的なポストマンシューズは、やや丸みを帯びたフォルムやマットなレザー、靴ひもを通す穴のハトメなど、カジュアルな印象が強いため、スーツに合わせてビジネスシーンで履くことは少なかったと思います。
しかし、ダナーのポストマンシューズは、歩きやすく疲れにくいという機能性は残したまま、ビジネスやフォーマルシーンでも着用できるドレスシューズなのです。
ダナー ポストマンシューズのレビュー
ではさっそくですが、わたしがダナーのポストマンシューズを履いて感じるデザインや履き心地の感想をレビューしていきます。
ダナーのポストマンシューズはスーツに合う
シャープで細めのトゥ
ダナーのポストマンシューズは、トゥが細めなのでシャープな印象になり、ドレッシーに見えます。
他にドクターマーチンやレッドウィングのポストマンシューズも有名ですが、トゥの丸みが強いので、比較するとどうしてもカジュアルになってしまいます。
ちなみにドクターマーチンだとこんな感じで、ビジネスに履くには少し野暮ったい印象になりますね。

ダナーのポストマンシューズは、靴のかたちがビジネスシューズに近いため、断然スーツにあわせやすいのです。
光沢あるガラスレザー
ダナーのポストマンシューズは、ガラスのような光沢感をもつガラスレザーをボディに採用しています。
他のポストマンシューズは、だいたいマットな質感のスムースレザーなので、比較するとカジュアル感が強くなるわけです。
例えばレッドウィングのポストマンシューズの場合、こんなマットな質感になります。

ダナーのガラスレザーは、エナメルほど強い光沢感はなく、丁度よくドレス感を出してくれるので、スーツによく合います。
靴ひもを通す穴にハトメが見えない
ブーツやスニーカーにありがちなハトメ(紐を通す穴を補強するパーツ)ですが、ハトメが表面にあるとどうしてもカジュアルに見えてしまいます。
ダナーのポストマンシューズはハトメが見えないので、グッとビジネス向きの表情になるんです。
ダナーのポストマンシューズは歩きやすい
ダナーオリジナルのダンキャットソール
ダナーのポストマンシューズが歩きやすく疲れにくいのは、ダナー社が開発したダンキャットソールのクッション性がとても高いからです。
ダンキャットソールは、全方向にグリップし、滑りにくいので、雨の日でもガシガシ履けます。
さらにダンキャットソールは超軽量という特徴をもつので、革靴を履いていることすら忘れるほど軽快です。

グッドイヤーウェルト製法

グッドイヤーウェルト製法とは
革靴の「アッパー」と「ソール」をジョイントする方法のひとつであるグッドイヤーウェルト製法。まず「インソール」に取り付けたテープ状の「リブ」と「アッパー」、「ウェルト」をすくい縫いし、その後「アウトソール」と「ウェルト」を出し縫いする。アッパーとアウトソールを直接縫合せず、ウェルトを介してくっつけているのが特徴だ。
参考)https://otokomaeken.com/masterpiece/40614
グッドイヤーウェルト製法でつくられるダナーのポストマンシューズは、歩行性と緩衝性に優れています。
その理由は、アウトソールとインソールの間に緩衝材が入るため、クッション性が増すからです。
また、グッドイヤーウェルト製法は、ソールが減ってきた場合、ソールごと交換する「オールソール」のリペアができることも魅力です。
日本人の足に合うラスト

日本人は甲高幅広の足の形の人が多いのですが、ダナーのポストマンシューズはそれにあったラストを採用しています。
そのため、多くの日本人にとってフィッティングが良く、足に馴染むので、足が痛くなりにくいというメリットがあります。
ほんとうに歩き疲れにくいので、出張や外回りの営業が多い人にもおすすめです。
ダナーのポストマンシューズのお手入れ方法
ボディが経年変化に強いガラスレザーなので、お手入れも頻繁に必要ないところもうれしいポイントです。
ガラスレザーのボディは防水で雨に強いので、撥水スプレーも必要ありません。
それでも年に一回くらいはきちんとケアしますが、モウブレイの汚れ落としでササっと汚れを落としたあと、クリームとクロスでちょっと磨くだけで、ピカピカになります。

モウブレイは、ユナイテッドアローズでアルバイトしていたときに先輩からおすすめされた誰でも簡単に扱える本格ケアメーカーです。

あとは、靴の湿気とりと、反り返りを防ぐために、シューキーパーを入れて保管していればOKです。
シューキーパーは、同じアメリカブランドの「オールデン」のものを代用していますが、結構ピッタリとラストにはまるのでおすすめです。

ダナーのポストマンシューズは安い
ダナーのポストマンシューズは、だいたい2万円後半くらいです。
レッドウィングのポストマンシューズは3万円後半くらいですし、普通のビジネス用の革靴なら3万円だと正直たいした靴は買えません。
ダナー ポストマンシューズのサイズ感

ダナー ポストマンシューズのサイズ表
- 6:日本サイズ24cm
- 6H:日本サイズ24,5cm
- 7:日本サイズ25cm
- 7H:日本サイズ25,5cm
- 8:日本サイズ26cm
- 8H:日本サイズ26,5cm
- 9:日本サイズ27cm
- 9H:日本サイズ27,5cm
- 10:日本サイズ28cm
- 10H:日本サイズ28,5cm
ダナーのポストマンシューズはウィズ(靴の横幅)が大きめなので、購入するときのサイズ選びに注意が必要です。
そのため、本来のサイズより、ハーフサイズ下げて買うことをおすすめします。(例えば、本来25cmの革靴を履く場合、24.5cmを買うといったイメージ)
本来わたしは25cmの革靴を履くので、ダナーでいうと「7サイズ(25cm)」が該当しますが、7サイズはあきらかにハーフサイズ大きかったです。
ダナー ポストマンシューズのコーデ
ダナーのポストマンシューズは、カジュアル使いはもちろんですが、スーツスタイルにも使用できる数少ないポストマンシューズです。
スーツスタイルから、ジャケパンスタイル、チノパン、デニムのコーデまでハマる、その汎用性の高さを紹介します。
ダナー ポストマンシューズのスーツコーデ
ポストマンシューズはスーツスタイルに敬遠されてきましたが、ダナーのポストマンシューズなら違和感なくコーデできると思います。




ダナー ポストマンシューズのデニムコーデ
ビジネスシーンでキレイ目のデニムを合わせる人も増えましたが、そもそもポストマンシューズとデニムのコーデは鉄板なので合わない訳がありません。




ダナー ポストマンシューズのジャケパンコーデ
ジャケパンスタイルはビジネスでも定番化していますが、ダナーのポストマンシューズはスラックスにだって難なく合わせられます。

ダナー ポストマンシューズのチノパンコーデ
ポストマンシューズもチノパンもアメリカ出身の定番アイテムなので、好相性なのはもちろん、カジュアルなチノパンスタイルをビジネス仕様に格上げしてくれます。

ダナー ポストマンシューズのTシャツコーデ
もちろんビジネスだけでなく、Tシャツにライトカラーデニムといったカジュアルコーデでもキマルので、ダナーのポストマンシューズはほんとうに汎用性が高いです。

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「ダナー ポストマンシューズ」のレビューまとめ
- ポストマンシューズは、歩きやすく疲れにくい
- ダナーのポストマンシューズなら、スーツにも合わせられる
- お手入れも簡単なので、雨でもガシガシ履ける
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