こんにちは、ピース（@Peace__Blog）です。
流行に流されない永遠の定番スニーカーといえばアディダスの「スタンスミス」ですよね。
わたしは過去にスタンスミスのD品番を履きつぶし、現在はS品番を履いていますが、飽きずにずっと履ける名作なんです。
今回は、スタンスミスの品番ごとの違いや特徴、サイズ感、コーデなんかをレビューしていきたいと思います。
- スタンスミスにはどんな種類がある？違いは？
- スタンスミスのサイズ感は？履き心地はどう？
- スタンスミスのメンズコーデが見たい
スタンスミス（Stan Smith）とは
スタンスミスは、1971年にテニスシューズとして発売されたアディダスの超定番スニーカーです。
「世界で一番売れたスニーカー」としてギネスブックに登録されていることで有名ですよね。
シュータンの人の顔
スタンスミスの「シュータン」にプリントされている人は、プロテニス選手「スタンレー・ロジャー・スミス（Stanley Roger Smith）」氏です。
70年代に輝かしい成績を残したアメリカ人テニスプレーヤーである「スタンレー・ロジャー・スミス氏」がスニーカー名の由来となっているわけです。
スタンスミスの復刻ってどういうこと？
現在、アディダスオリジナルスから販売されているのスタンスミスは「復刻版」といわれます。
なぜなら供給過多によるブランド価値低下を懸念したアディダスが2012~2013年まで販売を中止したことで、一度市場から姿を消しているからです。
その後、2014年より復刻版として再スタートしたスタンスミスは、大きなブームとなってリブランディングに成功しました。
スタンスミスの種類
現在流通しているスタンスミスの種類は、大きくABCマートの「廉価版」と、アディダスオリジナルスの「復刻版」に分かれます。
また、「復刻版」のなかでも発売したタイミングによって種類が分かれます。
「ABCマート」と「アディダスオリジナルス」の違い
まずは、「ABCマート」と「アディダスオリジナルス」の違いを確認していきましょう。
| ABCマート | アディダスオリジナルス | |
|---|---|---|
| 定価 | 8,900円＋税 | 14,000円＋税 |
| レザー（素材） | 廉価な革（バックパッチは合成皮革） | 高品質な天然皮革 |
| シュータン | 厚い | 薄い |
| ソールの色 | 白 | クリーム |
| 側面の金色ネーム | なし | ※品番により異なる |
ざっと比較するとこれだけの違いがありますが、簡単にいうと低品質で安い「ABCマート」と、高品質で高い「アディダスオリジナルス」って感じです。
とにかく安いほうがいい！という人は「ABCマート」、少し高くても高品質でカッコイイほうがいいという人は「アディダスオリジナルスの復刻盤」がおすすめです。
スタンスミスの品番
さらに品番別に細分化すると、ABCマートが販売するものは「M品番」、アディダスオリジナルスの復刻盤は年代別に「D、B、S、CQ品番」と分かれます。
スタンスミスの品番
- M品番：2014年から販売されているABCマートの廉価モデル
- D品番：2014年から販売されているアディダスオリジナルスの復刻盤
- B品番：2015年から販売されているアディダスオリジナルスの復刻盤
- S品番：2016年から販売されているアディダスオリジナルスの復刻盤
- CQ品番：2018年から販売されているアディダスオリジナルスの復刻盤
品番の見分け方
いずれも品番の頭文字にあるアルファベットから「〇〇品番」と呼ばれています。
シュータン裏に記載される品番の先頭アルファベットをチェックすると、品番を見分けることができます。
例えば、わたしが現在履いているスタンスミスはS品番「S75074」というモデルになるわけです。
スタンスミスの品番ごとの違いや特徴
もう少し詳しくABCマートの「M品番」、アディダスオリジナルスの「D、B、S、CQ品番」それぞれの違いや特徴を説明していきます。
M品番（M20326）
M品番は、2014年にABCマートから発売された廉価版で、元々はアメリカ国内で販売されていたモデルになります。
ネットで1万円以下で買えるスタンスミスはだいたいM品番ですが、偽物というわけではありません。
M品番（型番M20326）の特徴
- アッパーもソールも真っ白
- ヒールパッチが合成皮革
- シュータンが分厚い
D品番（D67361）
D品番は、2014年に発売されたアディダスオリジナルスの復刻版で、スタンスミスブームを再燃させた立役者です。
D品番（型番D67361）の特徴
- アッパーは若干グレーがかかった色味
- ヒールタブがやわらかいカラーのヌバック素材
- サイドにSTAN SMITHの文字無し
B品番（B24364）
B品番は、2015年に発売されたアディダスオリジナルスの復刻版で、光沢感のあるアッパーと深緑のヒールタブが特徴です。
B品番（型番B24364）の特徴
- 樹脂加工を施した光沢のあるガラスレザー
- 濃い色のヒールタブ
- サイドにSTAN SMITHの文字無し
S品番（S75074）
S品番は、2016年に発売されたアディダスオリジナルスの復刻版で、ヒールタブのカラーが2014年版に戻った安心感あるモデルです。
S品番（型番S75074）の特徴
- アッパーにうっすらとシボが入る
- 鮮やかなカラーのヒールタブ
- サイドにSTAN SMITHの文字あり
CQ品番（CQ2871）
CQ品番は、2018年に発売されたアディダスオリジナルスの復刻版で、天然皮革ならではのシボがしっかりと入る高級感ある現行モデルです。
CQ品番（型番CQ2871）の特徴
- アッパーのシボ感が強い
- ヒールパッチの文字が同色
- サイドにSTAN SMITHの文字あり
スタンスミスのシューレースとベルクロ（コンフォート）
スタンスミスといえば、シューレースが定番ですが、ベルクロタイプ（マジックテープ）の人気も高まっています。
ベルクロモデルの正式名は「スタンスミス コンフォート（stan smith CF）」といい、ストリートな雰囲気になります。
とはいえ、個人的にはキレイめコーデに合わせやすいオーセンティックなシューレースのほうが好みです。
スタンスミスのカラー展開
スタンスミスの色展開は、定番の「白×緑」カラーのほか、様々なカラーがリリースされているので、こちらも見ていきましょう。
白×緑
お馴染みの定番カラーですが、正式名称は「フェアウェイ」といいます。
白×紺
マリンカラーで、正式名称は「ニューネイビー」です。
白×赤
正式名称はそのまんまで、「レッド」です。
白×グレー
正式名称は「クリアグラナイト」といい、大人っぽい印象です。
白（オールホワイト）
そのほか、白単色の「オールホワイト」モデルは、コーデをよりクリーンな印象にしてくれそうです。
黒（オールブラック）
すべて真っ黒のオールブラックモデルは、スタンスミスとはまったく別のスニーカーのように見えますね。
スタンスミスの限定モデル、コラボモデル
その他、スタンスミスの限定モデルや、コラボモデルなども話題を呼んでいますので、一部を紹介しています。
スタンスミスフォーエバー
2019年、スタンスミス氏がアディダス社と終身契約を交わし、生涯アディダス以外と契約しないことを約束したメモリアルモデルです。
スタンスミスフォーエバーの特徴
- S品番のボディがベース
- 内側に#STAN SMITH FOREVERのプリント
- インソールにサインプリント
スタンスミス「リーコン（RECON）」
2018年1月に発売開始した大人のためのプレミアムモデルです。
リーコン（RECON）の特徴
- プレミアムレザーを使用したアッパー
- インソールもレザー
- アッパーのスタンスミスが金色
(2024/04/19 23:21:31時点 楽天市場調べ-詳細)
スタンスミス「バレンタインモデル（ハートモデル）」
ハートモチーフのバレンタインモデルは、バレンタインギフトにぴったりです。
バレンタインモデル（ハートモデル）の特徴
- バレンタイン限定モデル
- サイドのハートモチーフがアイコン
- タンやヒールタブは赤プリント
スタンスミス「adidas by RAF SIMONS（RS STAN SMITH）」
JIL SANDERやCHRISTIAN DIORのクリエイティブディレクターを歴任したラフシモンズ氏とのコラボモデルです。
ラフシモンズ×STAN SMITHの特徴
- 淡いクリームカラーのアッパー
- スリーストライプスの代わりに「R」
- シュータンの片方がラフシモンズ氏の顔
スタンスミス「STELLA McCARTNEYレインボー」
2019年12月販売のステラマッカートニー氏との第二弾コラボスニーカー「スタンスミスレインボー」は、シューレースとヒールタブがレインボーカラーになっています。
スタンスミス×ステラマッカートニーの特徴
- シューレースとヒールタブがレインボーカラー
- スリーストライプスは星モチーフ
- レザー不使用のサスティナビリティモデル
アディダス「スタンスミス」のレビュー
説明が長くなりましたが、あらためてわたしの履いているスタンスミス（S75074）をレビューしていきます。
クリーンなレザー
アッパーのレザーはしなやかで上質な本革であることが一目でわかります。
スタンスミスは、スニーカーでありながら上品でシンプルなルックスなので、スーツやスラックスに相性がよいのも納得ですね。
コーデをグッとクリーンな印象に仕上げてくれるので、長年にわたり多くの人に愛される理由がわかります。
スリーストライプスのパンチングホール
スリーストライプスをパンチングホールで表現することでデザインがシンプルになるだけでなく、通気性が向上します。
パンチングホールがベンチレーションの役割を果たすので、通勤などで長時間歩くときも内部が蒸れにくく快適です。
黄身がかったミッドソール
このクリーム色のミッドソールがヴィンテージ感を演出し、大人の雰囲気がでますね。
これがABCマートモデルのように真っ白だと、どうしてもチープで子供っぽくなってしまいます。
サイドの金色ネーム
S品番ならではのアイキャッチで、プレミアム感が漂います。
コーデの邪魔にならないので、好きなデザインですね。
トレフォイルロゴのヒールタブ
バイカラーのヒールタブはバックショットのアクセントになります。
スタンスミスならではアイコニックなデザインがたまりません。
アウトソールが快適
ドットパターンのアウトソールは、テニスシューズだけにグリップ力とクッション性がハイレベルです。
ライナーのクッション性
ライナーにはボリューム感のあるレザーが使われており、かなりホールド力が高いです。
足首がホールドされるおかげで、歩行が安定し長時間歩いても疲れにくく感じます。
ただし、その分足入れ時は少し窮屈に感じるかもしれません。
アディダス「スタンスミス」のサイズ感（履き心地）
スタンスミスは、よくハーフサイズ大きめを買ったほうがよいといわれますが、わたしは普段のサイズでちょうどよい感じでした。
復刻の現行モデルはヴィンテージと比べると少し幅が広めですし、スタンスミスのレザーは柔らかいので、履き込んでいくうちに革が伸びて足に馴染んでいきます。
また、セットアップスーツやジャケパンなどのスタイルに合わせる場合、革靴と同じくらいのサイズのほうがキレイに見えるので、大きすぎるとよいことがありません。
そのため、スタンスミスのサイズ選びは、よほど足が甲高でない限り、普段のサイズでOKというのがわたしの結論です。
とはいえ、カジュアルでしか履く予定がなく、紐をキツく結んで縦長のシルエットを楽しみたいという人は、サイズアップしてもよいかもしれませんね。
アディダス「スタンスミス」のメンズコーデ
スタンスミスは、クリーンなルックスとコンパクトなフォルムのため、カジュアル以外にスーツやスラックスとの相性も抜群です。
スタンスミスを使ったわたしのON/OFFコーデをいくつか紹介していきます。
「スタンスミス」とジャケパンのコーデ
「スタンスミス」とスラックスのコーデ
「スタンスミス」とセットアップスーツのコーデ
「スタンスミス」とデニムのコーデ
「スタンスミス」とチノパンのコーデ
スタンスミスのお手入れ方法
せっかく上質なホワイトレザーなのでキレイに履き続けたいところですが、スタンスミスはお手入れをしないと汚れが目立ってきます。
そのため、半年に1回くらいはこんな感じでササっとお手入れすることをおすすめします。
スタンスミスのお手入れ方法
- クロスなどで表面のホコリを落とす
- レザークリーナーで表面の汚れを落とす
- 乳化性クリームで革に栄養を補給する
また、白スニーカーは雨が大敵なので、お手入れ後は防水スプレーでコーティングしておくと完璧ですね。
アディダス「スタンスミス」の通販
アディダスオリジナルスの「スタンスミス」復刻版は、アマゾンや楽天でも定価以下で購入可能です。
まずは、自分が欲しいカラーやサイズの在庫があるかチェックしてみてください。
Amazonで「アディダスオリジナルスのスタンスミス」を買うなら、Amazonギフト券にお金をチャージ（入金）してから購入するのがお得です。
チャージするたびに「チャージ金額×最大2.5%分」のAmazonポイントが貯まるので、Amazonユーザーなら活用しない手はありません。
また、Amazonギフト券に初めてチャージする人は、5,000円以上のチャージで漏れなく1,000ポイントがプレゼントされるキャンペーン中なので、いまのうちにチャージしてみてください！
「アディダス」スタンスミスのレビューまとめ
- ABCマートより、アディダスオリジナルスの復刻版がおすすめ
- サイズは普段のスニーカーサイズを選んでOK
- スタンスミスはスーツやスラックスとの相性もバッチリ
